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4 views • June 22, 2019

香港警察それとも大陸武装警察?共産化しつつある香港警察

香港で起きた「逃亡犯条例」改正案に反対するデモで、香港警察が過剰な実力行使を行ったことが物議を醸し、香港の複数の団体が当局を非難しています。一方、学者は、香港警察は共産党に深く浸透され、共産化しつつあると指摘しています。 香港の複数の団体は、6月12日、香港警察は規定に反する過剰な武力を行使して市民や学生を鎮圧したと指摘しました。また、SNSには警官隊が抵抗力のない通行人に飛びかかり、殴打する動画や、警察手帳や証明書の提示を拒んだり、制服に個人識別番号がない警官が鎮圧に当たってるなどの動画が多く投稿されています。 彼らは果たして香港の警官なのか。それとも大陸から派遣された武装警察なのか。多くの人が疑問を投げかけています。 全米中国人学生・学者自治連合会の理事を務める陳闖創(ちん・ちんそう)さんは、これらの疑問は理にかなうと考えています。しかし、さらに問題視しなければならないのは、香港警察自体がすでに共産化しつつある現実だと指摘します。 全米中国人学生・学者自治連合会 陳闖創理事 「もっと警戒しないといけないのは、中共は香港に人を派遣して悪事を働いているだけでなく、すでに内部に浸透し、内部の文化を下落させている。これはもっと危険なことだ」 陳さんは、中国共産党は手段を尽くして香港警察に浸透していると指摘し、スパイや代理人を送り込むのもよくあることだと述べます。 全米中国人学生・学者自治連合会 陳闖創理事 「香港の紀律部隊に対する中共の浸透をみんなは過小評価している。早くも英国統治時代から中共は香港警察に深く浸透していた」 典型的な例として、1950年代、中国共産党は香港警察の高官、曾昭科(そう・しょうか)を買収し、スパイに仕立てました。彼はあと一歩で香港警察のトップに上り詰めるところでした。1961年、警察訓練学校の副校長を務めていた時に、スパイの身分が発覚し、ようやく国外追放されました。 全米中国人学生・学者自治連合会 陳闖創理事 「その後長い間、香港警察内部には政治部が設置され、中共による浸透について調査していた。当然のことだが、1997年以降は中共の浸透を反撃できなくなった。中共は非建制化の手段で香港警察をコントロールすることもある。警察の中心人物については特にそうだ」 香港警察の内部に密かに代理人を送り込む以外にも、公の制度を利用して、警官隊への影響力を強めています。例えば、警察部門のトップである香港警務処長は、行政長官が推薦し北京当局が任命することになっているため、立場的に香港政府と北京政府寄りにならざるを得ません。 また、2006年から香港警察の教材には中国共産党元総書記、江沢民の「3つの代表」理論や共産党の政治宣伝が盛り込まれ、警察官に対し洗脳を行っていると指摘されています。 このほか、中国公安部は何度も香港警察を中国本土に招き、共産主義理論を注ぎ込み、いわゆる視察と交流を行っています。2001年から2006年までの間だけでも、およそ500人が中国警察の訓練を受けています。 また、複数のメディアが、香港で大事件が発生するたびに、北京の幹部が深センまたは香港に入り、香港警察を指揮していると報じています。 2013年にはさらに、香港紀律部隊の幹部が中央政治局常務委員張徳江(ちょう・とくこう)に、仕事の報告をしたと伝えられています。 中国共産党に絶えず侵食され、香港警察の「政治的中立を保つ」原則は、すでに捨てられているのではと疑われています。 全米中国人学生・学者自治連合会 陳闖創理事 「警察官の募集、警務処長の人選、関連トレーニング、大陸警察との協力関係など、香港警察は大陸警察の影響を深く受けている」 陳さんは、香港人は香港に対する中国共産党の浸透にもっと注意を払い、法律手段を通して共産党が香港人を操って悪事を働くのを制止すべきだと考えています。
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