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香港で増える不審死 15歳の少女が死亡も警察は事件性なしと断定

2019-10-20 16:58
香港で増える不審死 15歳の少女が死亡も警察は事件性なしと断定  香港では15歳の女子学生が「全裸の水死体」で発見された不可解な事件が発生し、香港社会を揺るがしています。香港警察の捜査方法と学校側が発表した監視カメラの映像には不審な点が多いことから、香港の中国化が進んでいるのではないかと危ぶむ声もあります。 9月19日午後、香港のデザイン専門学校、香港知専設計学院(HKDI)に通う15歳の女子学生、陳彦霖(ちん・げんりん)さんの行方が分からなくなり、21日に家族が警察に通報したところ、22日になって陳彦霖さんが全裸で油塘の海に浮かんでいるのが発見されました。 警察は 10月11日の記者会見で、学校の監視カメラに陳彦霖さんが9月19日夜、はだしで海浜公園に向かう様子が撮影されていたと発表し、遺体に外傷はなく、性的被害に遭った痕跡もないため、死因は確認されていないが事件性はないと断定しました。 陳彦霖さんは生前、逃亡犯条例改正反対運動に何度も参加していましたが、警察側はそれを理由に陳さんを逮捕した事実はないとしています。 陳さんの遺体は10月10日に急ぐように火葬され、出棺されました。 この事件に対し、香港社会は大きな疑念を抱いています。 陳さんの複数の友人はメディアに対し、陳さんの訃報は意外なことで、不審な点があると証言しています。陳さんは水泳が得意で、5メートルの高さから深さ5メートルの池に飛び込んでも泳いで岸に戻ってこれるほどだったと友人らは語っているほか、行方が分からなくなる前にも陳さんは友人らと一緒に登校し、BBQをしようと誘っており、分かれた後もずっとスマートフォンで連絡を取り合っていたことも明らかになっています。 香港人スターのチャップマン・トウ(杜汶澤)さんはフェイスブックを通じて香港警察に対し「もしあなた方が、泳ぎの得意な少女が全裸で海に浮いていても事件性がなく、さらに遺体が発見されてから火葬されるまでの時間が普通では考えられないほど短かったという話を信じているのなら、あなた方の知恵と専門知識が侮辱されていることになる。私自身は信じていない」と呼び掛けています。 世論の圧力を受け、学校側は14日、監視カメラの映像を発表しましたが、内容は極めて限定的でした。さらにビデオの時間が逆で、何度も停止したため、画像が編集されているのではと疑う声も上がり、その場の学生や市民からの強烈な不満が沸き起こりました。 カナダ在住の中国人作家、盛雪氏 「こうした疑わしい点は、すべて明らかに香港警察に向けられるべきだ。香港警察はこんな残酷な手段を15歳の少女に向けたのか?こんなに若い少女が暴政の目標にされたとき、実際にはすべての人がこのことを恥じている」 カナダ在住の中国人作家、盛雪(せいせつ)さんは「多くの証拠によって、中国共産党が香港に直接手を下していることが証明されている。香港警察の制服を着た人たちが、街中で威嚇している様子が撮影されてもいる。また、香港警察の制服に着替える人や、香港警察がデモ参加者の服に着替える様子が何度も撮影されている」と語っています。 盛雪氏 「最も恐ろしいのは、中国当局が軍隊や警察を送り込んでいるだけでなく、暗殺者も送り込んでいることだ。なぜなら私たちは6月にこの運動が始まってから、香港社会でこれまでにない規模で自殺が増えているのを目の当たりにしている。その多くが普通の死に方でないのは間違いないし、そもそも自殺などではなかったはずだ」 香港の自殺者数は逃亡犯条例改正反対運動を境に急激に増加しています。特に「8月31日太子駅事件」の後、川や海に事件性を思わせる死体が浮かぶことが多くなりました。警察が人を撲殺したとの噂は絶えません。 盛雪さんは、香港政府と香港警察が、すでに中国共産党の国家テロによって香港に暴政を敷くための暴力ツールと化しているという事実を、香港人は直視しなければならないと語っています。 盛雪氏 「これは多くの香港人にとって受け入れがたい事実だろう。なぜなら6月9日より前、香港政府と香港の国家機構はここ数カ月のようなこんなに残酷な暴力の乱用は行っていなかったからだ。これは中国共産党が後ろでこの局面を操っているからだ」 今回の事件によって香港人は、現在の香港はすでに中国大陸化しているとの思いをさらに強めることになりました。 インターネットの自由ウォッチャーの古河(こが)さんは、香港の大陸化は返還直後から始まっていたと語っています。 インターネットの自由ウォッチャー、古河氏 「中共による香港の大陸化は、香港と粤港澳大湾区(香港 マカオ 広州)を一体化する具体的なステップだ。香港の(各階層の)人々に対し構成される『交換輸血』は香港返還後から始まった。私が知るデータによると、ここ数年で20万に達している」 盛雪さんは、香港の現状を打破する手段として、まず国際社会が本気で戦略を立てるべきだと述べています。 盛雪氏 「二つ目としては、中国大陸で、さらに多くの地方で抵抗運動を起こすべきだ。これは同時に、香港社会に対する圧力を減らす最良の方法でもある」 盛雪さんは、さらに多くの香港人が勇敢に立ち上がるべきで、このような苦難を子供たちに背負わせてはならないと呼びかけています。