【世界の十字路】中共　事態収拾に翻弄 彭帥事件　隠蔽が裏目に

女子テニス選手の彭帥氏は一体どこにいるのか。安全なのかと、ここ数日、国際社会の大きな圧力の中、中国共産党（中共）のメディアは仕方がなく初歩的な答えを出しましたが、かえって多くの疑問と困惑を引き起こしました。では、まず中共メディアが何を言ったかを見てみましょう。 初めてのデマ否定劇は11月17日、中共の大プロパガンダである「中国環球電視網(CGTN)」が、世界女子テニス協会 (WTA) のスティーブ・サイモン会長に宛てた彭氏のものとする書簡のスクリーンショットを掲載した時です。書簡の中で、彭氏は無事であると主張し、中共の元副総理である張高麗氏による性的暴行への告発は事実ではないとしています。しかし、この書簡は破綻百出で、国際社会に信頼されず、笑い物となっています。