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【動画ニュース】豚肉価格高騰 中国の物価指数3%上昇

2019-10-18 14:49
中国国家統計局は10月15日、9月の消費者物価指数(CPI)が前年同月より3%上昇したと発表しました。2013年以来最大の上昇幅となりましたが、アフリカ豚コレラの影響で豚肉価格が7割も急騰したことが主な原因となっています。しかし、中国の一般庶民は実際の豚肉価格の上昇幅は政府発表よりはるかに大きいと述べています。 15日、中国国家統計局は9月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比3%上昇したと発表しました。うち、食品価格が11.2%,非食品価格は1.0%上昇しています。消費者物価指数(CPI)を押し上げた主な原因は豚肉の価格で、9月の豚肉価格は前年同月比69.3%上昇し、ここ12年で最大の上昇幅を記録しました。CPI全体を押し上げただけでなく、牛肉や羊肉、玉子なども影響を受け、値上がりしています。 上海市民 朱さん 「豚肉、野菜もみな値上がりしている。100元(約1500円)ではまともな物が買えなくなり、苦しくなっている。数日前にポークリブを買った時は500g当たり28元(約430円)だったのが、今は何倍も値上がりしている。豚肉販売業者は、高すぎて売れない。赤字だと言っていた」 中国では昨年8月に初のアフリカ豚コレラの感染が確認されてから、瞬く間に全国に広がり、深刻な豚肉不足に陥っています。中国の一般市民は、実際の豚肉価格の上昇幅は政府発表よりはるかに大きいと述べています。 山東省 丁さん 「アフリカ豚コレラが原因で、豚肉価格が倍以上になっている。以前は500g当たり12元(約184元)ほどだったが、今は30元(約460円)以上になり、買わなくなった。今の生活レベルでは買えない。他の物価も上がり、ただ野菜は高くない。米中貿易戦で輸出が減り、余っているからだ。農民も労働者も暮らしはずっと苦しいままだ」 中国の一般庶民は、アフリカ豚コレラがコントロール出来なくなっているうえ、米中貿易戦争の影響で中国経済が衰退し、さらなる物価の上昇を招くのではないかと懸念しています。 内モンゴル自営業者 劉さん 「豚肉が値上がりし、500g当たり8元(約123円)だったのが今は17〜18元(約276円)になっている。飼育豚の数が足りないからだ。私は長い間肉を買っていないが、自分で豚を飼っているので、何頭かを年明けに殺すつもりだ」 中国海関総署のデータによると、今年1月から9月までの豚肉の輸入量は昨年同期比で43.6%(132.6万トン)増加し、牛肉は53.4%(113.2万トン)増加しています。いっぽう、中国恆大研究院の報告書によると、繁殖用メス豚の数が減少し、飼育豚の頭数が10年来の最低値を記録しているため、中国では現在1000万トンの豚肉が不足しています。