Folosim cookie-uri pentru a înțelege modul în care utilizați site-ul nostru și pentru a vă îmbunătăți experiența. Acest lucru include personalizarea conținutului și a reclamelor. Continuând să utilizați site-ul nostru, vă dați consimțământul pentru utilizarea de către noi a cookie-urilor, precum și pentru clauzele din Politica de Confidențialitate și Termeni și Condiții. Cookies, Privacy Policy Term of use.
Video Player is loading.
Current Time 0:00
Duration 0:00
Loaded: 0%
Stream Type LIVE
Remaining Time 0:00
 
1x
6 views • June 20, 2019

蔡英文総統「一国二制度は実施できない」台湾民主政治の堅持を訴え

蔡英文総統「一国二制度は実施できない」台湾民主政治の堅持を訴え 香港で起きた「逃亡犯条例改正」反対デモは拡大を続け、国際社会からも支援の声が上がっています。中華民国の蔡英文総統は「逃亡犯条例」は台湾の主権を侵害するものであり、犯罪者検挙のために協力する必要があったとしても、人権を侵害する法案をその前提にすることはできないと述べました。蔡総統は、今回の香港のデモが「一国二制度は実施できない」ことを表していると考えています。 2020年に行われる中華民国総統選に向けて与党の民進党はこのほど党内予備選を行い、現職の蔡英文氏が前行政院院長の頼清徳(らい・せいとく)氏に勝利したと発表しました。これにより、次期総統選には蔡英文氏が出馬することが決定しました。 頼清徳氏も予備選後に「台湾はすでに一つの民主国家であり、国のバトンの受け渡しは世襲の君主制ではなく人民によって決定されるべきものだ。土地に対する使命に基づき、彼らは美しく戦った。また民主主義の新たなページを開いた」として、蔡英文氏に対し台湾を守り抜くよう奮闘していただきたいと述べました。 中華民国前行政院長 頼清徳氏 「台湾の大敵を目前にした今、民進党の予備選も非の打ちどころがなく円満にすべきだ。一致団結して来年の総選挙に勝利し、台湾を守る時が来た」 中華民国 蔡英文総統 「今この瞬間から、最も重要な責務は、団結できるすべての力を結集して台湾の民主制度を守り、我々の改革の成果を防衛し、我々の主権をゆるぎないものにすることだ」  6月13日、蔡総統は香港情勢について、台湾は民主主義の要塞として、香港人が求める民主主義と自由という普遍的価値観を永遠に支持すると述べました。 カナダ在住の中国人作家、盛雪(せいせつ)氏は、蔡総統は中華民国の総統に当選してから、中国共産党からの打撃をいたるところで身をもって感じており、その中で総統は巨大な圧力を受けているはずだと考えています。 カナダ在住の中国人作家 盛雪氏 「香港で起きた今回の事件を別の側面から見ると、中国が強権を振りかざす横暴な様子が国際社会に示されたといえる。一連のことが蔡総統にこの事件についてはっきりとした態度を表明させた。総統が党内の予備選で勝利できたのも、総統が明確な態度を公然と示したためで、これが台湾人からの深い信任と支持を得た」 盛雪氏は、中国共産党が民主主義国家に浸透していることを見抜く人が国際社会に増えており、より多くの国が明確な態度を表明し始めるようになったと述べています。 中国人作家 盛雪氏 「この約10年間、多くの国は宥和政策を維持し、沈黙して耐え忍ぶ態度を続けてきた。だが現在、比較的明確な態度で中国共産党の浸透を阻止する決定を下す国が増えている。このことも蔡総統に十分な信念と勇気を与えた」 台湾の起業家で「台湾企業被害連盟」の理事長でもある高為邦(こう・いほう)氏は、蔡総統が勝利したのは現職としての強みがあっただけでなく、より重要だったのは蔡総統が断固とした態度で台湾の主権問題に触れ、一国二制度を否定した点だと述べています。 台湾の起業家 高為邦氏 「蔡総統はこの機会を借りて習近平国家主席に反撃し、国民の支持も得た。香港であれだけ多くの人、100万人以上が立ち上がったように中国共産党に反対することを国民が支持したことは非常に明らかだ。なぜなら彼らは第一線にいる。彼らは彼らの生活、彼らの自由が不当に干渉され、将来に希望を見出せなくなったことを感じ取った。だから立ち上がらないわけにはいかなかった」 香港の情勢が台湾の政策分野に波及しました。蔡総統は「逃亡犯条例」は台湾の主権を脅かすものであり、犯罪者検挙のために協力する必要があったとしても、人権を侵害する法案をその前提としてはならないと述べています。蔡総統は、今回の香港のデモが「一国二制度は実施できない」ことを表しているとみなしています。 中華民国外交部は香港の動向を注視し、各界に向けて香港を守り、自由、民主主義、法による統治、人権のために奮闘するよう呼びかけるとしています。 台湾の野党国民党でも、党首の呉敦義(ご ・とんぎ)氏が声明を発表しました。呉氏は香港の「逃亡犯条例改正」反対デモの激化は、中国大陸の「一国二制度」が虚言であることを表していると述べています。 台湾の起業家 高為邦氏 「これは一つの潮流だ。トランプ大統領が先頭に立って多くの人を中国問題に目覚めさせ、すでに世界中の人がこのような制度は人類に有害だとみなすようになった。これによって今、反中国共産党の流れはすでに香港や台湾だけでなく一つの現象になり、中共が過去についた嘘を人々がついに見抜いた」 台湾メディアは「中国共産党は事実上すでに香港を直接統治しており、キャリー・ラム香港行政長官は北京からの信任の厚い実施者であり、議会の流れもまた北京にコントロールされている。事実上、中共にとって一国二制度は飾りにすぎない」と報じています。
Show All
Comment 0