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香港100万人デモ 中国本土からの新移民や外国人も参加

2019-06-11 12:50
6月9日、香港では100万人以上の市民が街頭に出て、「逃亡者条例」改正に反対の声を上げ、キャリー・ラム行政長官の退陣を求めました。今回のデモには中国本土からの移民者や香港在住の外国人も多く参加しました。 刑事事件容疑者の中国本土への引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対し、9日、100万人を超える香港市民がデモに参加し、97年以降の最多人数を記録しました。デモには香港で生まれ育った生粋の香港人の他にも、中国本土からの移民や外国人の姿も見られました。 中国本土からの移民 教育大学教師 黎明さん 「2008年から、私は香港社会の自由な空間が縮小を続けているのを目にしている。今回改正案が通れば、自由な空間は最小限まで縮小し、中国本土と変わらなくなるだろう」 移民女性団体「同根社」責任者 黄佳鑫さん 「同根社の女性は多くが中国本土から来ており、中国の法律といわゆる法治は話にならないことをよく知っている。今回の改正案が通過すれば、彼女らは香港の法治が人治に変わることを恐れている」 デモのためにわざわざ香港に戻ってきた、海外在住の香港人や外国人の姿もありました。 米国在住の香港人 萧さん 「このデモのためにわざわざ米国から帰って来たの。態度を示すことだから、自分にできることはやりたい」 イギリス人英語教師 Garyさん 「人々に何を聞かせ、何を言わせ、何を考えさせるかなど、英国にはこの種のコントロールシステムがない。西側社会には自由があり、それが当たり前で勝ち取る必要はない。それが普通だ。香港人は気の毒だ」 香港在住の外国人 Brianさん 「外国の旅券を持つことが一番確実だだとみな言っている。問題はみんなが離れると、誰が香港を守るのか?これが共産党の狙いだと思う。彼らは私のような人は離れて欲しいと思っている。そうなると、彼らは喜ぶだろう。香港を中国人でいっぱいにしようとしている」 文化や芸術分野の専門家も街頭に出ました。15人の芸術家が自ら制作した「民意はここにあり」と書いた横断幕を掲げ、心の声を伝えました。 視覚芸術家 黄宇軒さん 「香港で起きているこれらのことについて芸術関係者のみならず、全ての人がを憂慮すべきだ。全ての業界が危機に晒される」 記者 「ビクトリアパーク前の大通りはデモ参加者で埋め尽くされています。現場の雰囲気はとても熱く、林鄭行政長官の退陣を求めています」 100万人もの市民の声を無視し、香港当局は9日夜、改正案の審議は予定通り行うと発表しました。デモ終了後、一部の参加者が立法会の前で警察側と衝突しました。警察側は胡椒スプレーなどで抗議者を退散させ、多くを拘束しました。